ブライアン・フェリーの最新ライブ盤「ROYAL ALBERT HALL 2020」を公式ストアから買いました。

ブライアン・フェリーの最新ライブアルバム「ROYAL ALBERT HALL 2020」を買いました。

前回の「LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL 1974」はタワーレコードオンラインで買ったのですが、「やっぱり公式ストアでフェリーさんのサイン入りCDを買っておけばよかったな~」と後悔したので、今回はフェリーさんの公式ストアからサイン入りCDをオーダーしました。2019年の来日公演の時に買えなかったツアーパンフも売っていたのでまとめ買い。

それに今回のアルバムは“All proceeds from this release will be shared between his band and crew members”ということだったので、30年以上フェリーさんの音楽を聴いている身としては、チャリティに参加する意味でも直販で買わなきゃなぁと思ったわけです(昨年予約注文した時点では、輸入盤国内仕様が枚数限定で出るなんて思わなかったし)。

コロナ禍でちゃんと当方の手元に届くかしらと若干不安だったものの、4月上旬に「発送したよ!」というお知らせメールが来て、その後さほど待たされることもなく、確か10日以内くらいに届いたような気がします。梱包もしっかりしていて、ツアーパンフも折れ曲がることなくピンとした状態でお届け。
CDを手に取った時「アレ? フェリーさんのサインは?」と一瞬思いましたが、紙ジャケの内側にサインが入ってました。

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BANGER!!!で書いたトレント・レズナー&アッティカス・ロスの映画音楽コラムの補足的なお話。

先日、BANGER!!!でトレント・レズナー&アッティカス・ロスの映画音楽に関するコラムを書きました。

2度目のアカデミー賞受賞なるか!? トレント・レズナー&アッティカス・ロスの映画音楽仕事を振り返る
https://www.banger.jp/movie/55647/

個人的には『この茫漠たる荒野で』(20)のジェームズ・ニュートン・ハワードに作曲賞を獲ってもらいたいのですが、アカデミー賞は「無冠の帝王にはなかなか賞をくれない(例:トーマス・ニューマン)」「一度作曲賞を獲った人にも、割とすぐにまた賞を授与する(例:グスターボ・サンタオラヤ、アレクサンドル・デスプラ)」という傾向があるので、それを考えると今回もトレント・レズナー&アッティカス・ロスが有力かなと思います。

そんなわけで、当方のブログでは字数の都合でBANGER!!!のコラムで書けなかったネタを少し補足させて頂きます。

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『ドロップ・ゾーン』の長尺版サウンドトラックアルバムが発売になるというお話

以前ザ・シネマで『ドロップ・ゾーン』(94)の放送があった時にサントラの話をツイートした記憶があるのですが、「エクスパンデッド盤が出ないかなー」という我が願いが届いたのか、単にそういうリリース計画がもともとあったのか、Quartet Recordsからめでたく長尺版サウンドトラックアルバムが発売になります。

『ドロップ・ゾーン』のサントラは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのテーマ曲「彼こそが海賊」の原型とも言える曲が収録されているので、以前からマニア人気の高いアルバムでした。
監督のジョン・バダムはアーサー・B・ルビンスタインとのコラボで知られていましたが、『バード・オン・ワイヤー』(90)と『アサシン 暗・殺・者』(93)とこの映画で3回ジマーさんとコラボしていたんですよね。『アサシン』も長尺版サントラの発売が待たれます(個人的に好きな作品なので…)。

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最近買ったサントラ&洋楽アルバム/『夜霧のマンハッタン』『テスラ エジソンが恐れた天才』「Rosa Morta」「Stage Whisper」

コロナ禍が一向に収束しないどころか、事態が悪化している印象すら受ける今日このごろ。外食に行かず、仙台市中心部にも全く出掛けない生活を続けて1年以上になります。
その結果、外食費と交通費の負担が減ったので、浮いたお金をサントラや洋楽アルバムの購入費に充てることが出来るようになりました。

いままでだったら「この限定盤、興味があるけどお値段高めだなぁ」と逡巡していたサントラも即買い。
内容が気にはなっていたけど、あと一歩のところで踏ん切りがつかず購入を見送っていた洋楽アルバムも遅まきながら購入。外出自粛生活のささやかな楽しみといったところでしょうか。
そしてどのアルバムも個人的に「当たり」だったので、その一部を簡単にご紹介したいと思います。

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ハンス・ジマー式ドキュメンタリー音楽の世界を堪能できるアルバム 『リビルディング・パラダイス 楽園に戻るまで』

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、ドキュメンタリー映画『リビルディング・パラダイス 楽園に戻るまで』(20)のサントラ盤に音楽解説を書かせて頂きました。
音楽担当は『ワンダーウーマン 1984』(20)のハンス・ジマーと、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(18)のローン・バルフ。

この映画はナショナル・ジオグラフィックのチャンネルで確か昨年の11月くらい(だったと思う)に放送されたぐらいで、劇場公開にもなっていないし、CSのほかのチャンネルでも放送していないような気がしたのですが、ランブリングさん的には「それでもこの作品は是非リリースしたい」という思いがあったようです。「ジマーさんの音楽が素晴らしいから」ということなんだろうなと思います。

実際、ランブリングさんはジマーのドキュメンタリー系サントラをいくつかリリースしていて、『プラネット・アースII』(16)と『Seven Worlds One Planet』(19)は大変よいアルバムでした。

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