先週買ったサントラ盤/『ビバリーヒルズ・コップ』1&2と『フレンチ・コネクション』2枚組コレクション盤

bhc_and-_french-conection

La-La Land Recordsの12月の目玉商品、『ビバリーヒルズ・コップ』(84)と『ビバリーヒルズ・コップ2』(87)の完全版サントラ(ハロルド・フォルターメイヤーのスコア+ボーカルコンピ盤の歌モノを収録)、そして『フレンチ・コネクション』シリーズの2枚組完全盤、その名も『フレンチ・コネクション・コレクション』を買いました。

当初はタワーレコードオンラインで予約して買おうかなと考えていたのですが、La-La Land Recordsの直販で『ビバリーヒルズ・コップ』の1と2のサントラをまとめ買いすると5ドル割引になるということだったので、「それなら送料込みでも若干合計金額が安くなるのでは?」と思いまして、今回はレーベル直販で買わせて頂きました。

続きを読む

悲しみ、憎しみ、そして虚無。 『手紙は憶えている』の音楽が描くもの(マイケル・ダナ名作選)

remember

先週、『手紙は憶えている』(15)を観てきました。
何というか…「すごいものを観てしまったな」というのが率直な感想です。

日本版の映画の公式サイトやチラシで「ラスト5分の衝撃」という”余計なお世話”な煽り文句が躍っておりますが、
この映画の場合「あんた この復讐をどう思う」というテーマがあまりにも強烈すぎて、
オチが読めたとか読めないとか正直どうでもよくなります。
アトム・エゴヤン監督と言えば、
「この世には 決して癒えない 傷もある」というテーマを描き続ける映像作家でありますが、
今回の『手紙は憶えている』は他人の脚本にもかかわらず、
物語を完全に自分の色に染め上げておりましたね…。

さてこの映画、
何を書いてもネタバレになりそうなので、
ストーリー分析とか感想は割愛。
ここではいきなり音楽について書かせて頂きます。

 

続きを読む

『高慢と偏見とゾンビ』は音楽も真面目に作っているから面白いの巻

pride-and-prejudice-and_zombies

先日チネ・ラヴィータで『高慢と偏見とゾンビ』(15)を観てきました。
ワタクシ学生時代に英文学をかじっておりましたし、
『プライドと偏見』(05)も鑑賞済みでしたが、
今回の『高慢と偏見とゾンビ』は思った以上に真面目に”高慢と偏見”してました。

この映画、英文学のパロディ作品だからと言って、
殺陣のシーンやエンドクレジットで歌モノを流してみたり、
シンセやエレキギターを使った音楽をガンガン流さなかったのが好印象でした。
大真面目に「高慢と偏見」のドラマをやっているからこそ、
“ゾンビ”という異色のキーワードが出てくるのが可笑しいわけで。

で、その文芸作品meetsゴシックホラー的な趣のある音楽を書いてるのが、
フェルナンド・ベラスケスというスペイン出身の若手作曲家なのでした。

 

続きを読む

クレイグ・アームストロングの音楽が好きなので、『スノーデン』のサントラは2種類買いましたの巻

snowden

以前『世界一キライなあなたに』(16)のブログネタの時も書きましたが、
ワタクシは90年代後半からクレイグ・アームストロングの音楽を追ってきた自称「アームストロンガー」なので、
当然のように彼の新作『スノーデン』(16)のサントラも購入しました。
しかも2種類。

ひとつはアームストロングとアダム・ピータースのスコアを収録した、青いジャケットの通常盤。
もうひとつはアームストロングのスコアだけを収録した、配信オンリーのオーケストラル・スコア・アルバム。
こちらのジャケットは茶色。
CDじゃないから”盤”という字は使えませんのでスコア・アルバムと表記させて頂きます。

 

続きを読む

先週買ったサントラ盤/『ディック・トレイシー』2枚組デラックス盤(Intrada Special Collection)

dicktracy01

ダニー・エルフマンのファン、
通称”エルフマニア”垂涎のアイテム、
『ディック・トレイシー』(90)の2枚組デラックス盤を購入しました。

2枚組、かつ限定盤ということで、
タワレコ価格で約5,000円と結構お値段高めなアルバムでしたが、
この日のために温存していた割引クーポンを使って4,000円台で購入。
まあIntradaの直販で買っても送料で1,000円近くかかると思うので、
納得の値段で買えたと思います。

 

続きを読む