リチャード・ギア&トファー・グレイス主演のサスペンス・アクション『顔のないスパイ』を観てきた。
まぁ映画の内容は低予算のB級アクションという感じだったのですが、ジョン・デブニーのスコアが妙にギターロック調で印象に残りました。
誰がギターを弾いているのか気になったので、エンドクレジットで目をこらして音楽関係の情報をチェックしてみたら、何とギタリストがラッシュのAlex Lifesonではありませんか。なるほど、どおりでハードロック風のギターだったわけだ。
リチャード・ギア&トファー・グレイス主演のサスペンス・アクション『顔のないスパイ』を観てきた。
まぁ映画の内容は低予算のB級アクションという感じだったのですが、ジョン・デブニーのスコアが妙にギターロック調で印象に残りました。
誰がギターを弾いているのか気になったので、エンドクレジットで目をこらして音楽関係の情報をチェックしてみたら、何とギタリストがラッシュのAlex Lifesonではありませんか。なるほど、どおりでハードロック風のギターだったわけだ。
『スコット・ピルグリム』のハイライト・シーン(・・・というか、一番笑ったシーン)は、何の脈絡もなく”ヴィーガン警察”役でトーマス・ジェーンとクリフトン・コリンズJr.が登場したシーンでした。
黒のタンクトップ姿で大真面目に「ヴィーガン警察だ!」と名乗ったかと思えば、職務を遂行した後「イェーイ!」とか言いながら爽やかにハイタッチして去っていくアホっぷり。多分、あの二人は話の展開も分かってないままカメオ出演したと思われます。素敵すぎ。
ま、それはさておき。
愛とロックとビデオゲームがテーマ(多分)のこの映画、本編で使われた歌モノを収録したコンピ盤(通称”赤盤”)の他に、ナイジェル・ゴッドリッチのオリジナル・スコアその他を収録したスコア盤(通称”青盤”)がひっそりとリリースされてます。ただしダウンロードのみ。
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今回は『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』の音楽について書こうと思うのですが、例によってライナーノーツと同じ事をここで書いても意味がないので、何か別な事を書きたいと思います。
作曲は前作に引き続きハンス・ジマー(と一応ローン・バルフ)。「前作と同じ雰囲気の音楽」というレビューをよく見かけますが、2度3度とアルバムを聴き込んでいくと、「だいぶスコアのノリを変えてきたなぁ」と、最初とは違った印象を受けるのではないかと思います。
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僕が考える「イマイチな続編映画」というのは、
■悪役に大物俳優を起用して主人公の影が薄くなってしまう
■ムダに登場人物(新キャラ)を増やして話の収拾がつかなってしまう
■同一キャラクターでキャストの交代劇が起こっている
■続編で前作と違う事を無理にやろうとしてハズしている
・・・という映画ではないかと思うのですが、去年の暮れに内覧試写で観た『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』は、そのへんうまく作ってあるなぁ、という印象でなかなか面白かった。
『ドラゴン・タトゥーの女』(11)のパンフを読んでいたら、
使用曲リストのページの末尾に
「ツェッペリンの楽曲はどれも素晴らしいが、使用は非常にハードルが高い」
・・・というフィンチャーのコメントが載っていたのですが、
となるとブルーザー・ブロディも「移民の歌(Immigrant Song)」の使用許諾をもらうのに苦労したって事でしょうかねぇ。
これぐらい有名な曲だと、勝手に使うわけにもいかないだろうし。
まぁそれはさておき、
『ドラゴン・タトゥーの女』の音楽で個人的に嬉しかったのが、
Bryan Ferryの”Is Your Love Strong Enough”のカヴァー。
まさかトレント・レズナーがこの曲をカヴァーするとは夢にも思わなかった。
カヴァーを演奏したHOW TO DESTROY ANGELSは、
レズナーとアッティカス・ロス、そしてレズナーの奥様のマリクィーン・マーンディグの3人によるロックバンド。
(マリクィーンのヴォーカルは映画本編のオリジナル・スコアでも何曲かフィーチャーされてます)
エレクトロニカ調のアレンジがカッコイイ。