先日『オデッセイ』(15)を観てきたのですが、
いやーなかなかよく出来た映画でした。
平成生まれのヤングな皆さまはあまりピンと来ないかもしれませんが、
90年代後半~2000年代前半にかけて火星映画が量産された時期がありまして、
『ミッション・トゥ・マーズ』(00)とか『レッド・プラネット』(00)、
『マーズ・アタック!』(96)や『ヴィンセント・ギャロ/ストランデッド』(01)などいろいろ公開されたのですが、
その大半がイマイチな作品だったので(『ストランデッド』は健闘していた方だと思う)、「火星映画に名作なし」みたいなレッテルを貼られていたのでした。
ことほどさようにヒットさせるのが難しい火星SFもので、
リドリー・スコットも『プロメテウス』(12)が何だか残念な出来だったので、
正直大丈夫かしらと思ったのですが、
やはりリドリーはすごかった。。