最近買ったサントラ盤/『ダークシティ』2枚組デラックス盤と『キング・オブ・シーヴズ』

以前から『ダークシティ』(98)のスコア完全盤が出ないかなーと思っていたのですが、amazonとタワレコで”DELUXE EDITON”と銘打たれた2枚組のサントラ盤を見かけたので買ってみました。

いざ手に取って現物を見てみると、ブックレットも盤面も何となくプロモ盤っぽい感じの質感。


レーベルがVareseでもIntradaでもLa-La LandでもPrometheusでもmovie score mediaでもなく、Cimmerian Recordsというところだったので「大丈夫かなコレ?」と思ったものの、音質的には全く問題ありませんでした。トレヴァー・ジョーンズのダークな燃えスコアが2時間超えで楽しめるのはやはり嬉しい。

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『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』は「コーエン兄弟監督作品の常連作曲家×ストップモーションアニメ」という異色の組み合わせが面白い

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、映画『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』(19)のサントラ盤に音楽解説を書かせて頂きました。

『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』オリジナル・サウンドトラック(TOWER RECORDS)


音楽担当はコーエン兄弟監督作品でおなじみのカーター・バーウェル。

以前『スリー・ビルボード』(17)のサントラ盤にも音楽解説を書かせて頂きましたが、ワタクシは『ファーゴ』(96)あたりからずっとバーウェルの音楽が好きで聴いているので、個人的に大変嬉しいご依頼でした。
字数の都合で『スリー・ビルボード』の差込解説書に書けなかったバーウェルの小ネタも今回書けたのでよかったです。

『ミッシング・リンク』の音楽はBANGER!!!でもざっくりご紹介しましたし、サントラの差込解説書でも割と詳細にご紹介した(と思う)ので、ブログで書くネタがほとんど残っておりません…。

GG賞受賞! “声優”ヒュー・ジャックマンが命を吹き込む超絶技巧アニメ『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』
https://www.banger.jp/anime/46995/

まぁこちらのブログでは、上記二つの当方の文章の補足という感じで書かせて頂きます。

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『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』はちゃんとサントラが2種類リリースになってます。ファンなら買い。

コロナ渦で劇場公開が危ぶまれていた『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』(20)ですが、12月18日に公開が決まったようです。

そしてこちらの作品、ソングコンピレーションアルバムとスコアアルバムの2種類が発売になってます。
しかもスコアアルバムは日本だとCDプレス盤でリリースされるという律儀さ。
さすがランブリング・レコーズさん。

ビルとテッド フェイス・ザ・ミュージック(BILL&TED FACE THE MUSIC) – amazon
ビルとテッド フェイス・ザ・ミュージック(TOWER RECORDS)

アルバムタイトルが原題準拠になっているのは、邦題が決まる前にスコア盤のリリースを進行させていたからでしょう。さすがランブリングさんは目の付け所が違います。

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