iPad Airに買い換えてZ+ Musicのアプリを入れてみた。

ipadair

購入から4年経ち、
ついにiPad初号機の動作があちこち怪しくなってきてしまいました。
そこでうちのレーベルも7月で7周年を迎えたというタイミングもあり、
思い切ってiPad Airに買い換えました。
iOSのバージョンも7に移行ということで、777のジャックポットです。

新機種に買い換えて最初にやってみたかったことは何かというと、
SiriとのトークでもiPadのカメラ機能でも何でもなく、
「Z+のアプリでジマーさんの音楽を聴く」ということでした。

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ジャジー&ブルージィな『ラストベガス』のサントラ盤にハマっております。

last vegas

還暦を過ぎた4人のオヤジが、
仲間の独身サヨナラパーティー(バチェラー・パーティー)で大騒ぎ!
…とまぁそれだけの内容なのに、
『ラストベガス』(13)が思った以上にいい映画で嬉しくなりました。

バチェラー・パーティーの話と言っても、
『ハングオーバー!』(09)ほど下品じゃないし、
主役が酸いも甘いも噛み分けたオヤジ4人組なので、
ハメを外しまくりつつも、ギリギリ一線は越えないところがいいなぁ、と。
たった数日の出来事しか描いていないのだけれども、
4人のオヤジたちの長年にわたる友情ドラマがいいんだなぁ、これが。
安易な回想シーンの挿入に頼らず、
いま現在の”オヤジ”たちに過去のエピソードを語らせる演出もいいですね。

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マイケル・ダナ名作選/『トランセンデンス』(2014)

transcendence

弊社リリース作品『ケルティック・ロマンス』の売上報告などで、先日マイケル・ダナさんと少しやり取りする機会がありました。

ちょうど『トランセンデンス』(14)公開直前だったので、「『JM』(95)以来の本格的なSFスコアが聴けるので楽しみにしてるんですよー」…と言ったところ、
「君にも、日本の人たちにも映画を気に入ってもらえるといいな。アメリカではイマイチだったんだけどね…」…と、ちょっと残念そうにしていたのが何だか気になってまして。

で、公開第1週に『トランセンデンス』を観てきたのですが、まぁ予告編からイメージしたよりも地味な(淡々とした)展開の映画だったな、とは思いました。
予告編だと「超現実的な能力を得たジョニー・デップが、全知全能のパワーで人類に反旗を翻す!」…みたいな内容という印象を受けたのですが、いざ本編を見てみたら、確かにジョニデがネットの世界から全知全能の力を駆使していろいろやってるんだけども、映画本編ではニューメキシコの荒れ地での騒動が描かれているだけという、スケールが大きいのか小さいのかよく分からない話ではありました。
『インセプション』(10)のようなノリを期待すると肩すかしを食らうこと必至でしょう。

が、しかし。

この映画はSFスリラー大作ではなく、「夫を愛するあまり、科学者としてのモラルを逸脱してしまった妻と、肉体を失ってサイバー空間の意識体になってもなお、妻の夢を叶えようとする夫のラブストーリー」だったのだと解釈してみたら、自分でも意外なほど納得出来てしまいました。

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ロケ・バニョスの音楽、★5つでございます!! 『オールド・ボーイ』の絶品スコア

oldboy

何だかコーフン気味のタイトルになってしまいましたが、
本当にハリウッド版『オールド・ボーイ』(13)の音楽は素晴らしい出来です。
ライナーノーツの仕事で何度も何度も音源を聴き込んだ結果、
ウォークマンの★評価が4日か5日くらいであっという間に★5になったほど。
何度聴いても飽きない、
そして聴く度に新しい発見のある奥の深ーーーいスコアです。

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ネイサン・ファーストのオーケストラ・スコアがアツい『ニード・フォー・スピード』の音楽

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『ワイルド・スピード』シリーズの音楽は、
3作目の『TOKYO DRIFT』(06)からブライアン・タイラーがブイブイいわせてますが、
では『ニード・フォー・スピード』の音楽は誰が手掛けることになったのか。
こちらはネイサン・ファーストという作曲家がスコアを書き下ろしています。

無名の作曲家、異例の抜擢…というわけでもなく、
スコット・ワウ監督とファーストは『ダスト・トゥ・グローリー』(06)、『ネイビーシールズ』(12)でコラボ済。
今回も「昔からの付き合い」でタッグを組んだという感じです。
(ワウは『ダスト・トゥ・グローリー』の製作と撮影監督を担当していました)
日本ではまだ紹介される機会の少ない作曲家ですが、
本作ではなかなかいい音を鳴らしているので要チェックです。

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