FOZZYの詞の世界

今週は2泊3日で東京に行ってました。小学校時代の同級生の女の子が
「大和楽」という伝統芸能をやっているのですが、彼女が主宰する作曲
発表会があるというので、ちょうど東京に仕事の用事もあったし、それなら
出張ついでに優雅に舞台鑑賞としゃれ込みましょうかね、という事になった
わけです。

で、東京滞在中にメールチェックしたら、外部のさるお方にお願いしていた
“Chasing the Grail”の歌詞対訳が届いていたのですが、これがまた実に
クオリティの高い翻訳で嬉しくなっちゃいました。

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RAW #867

2010年一発目の放送だったから、ゲスト・ホストにも力を入れてみたんだろうけど、
ホントにブレット・ハートの出演が実現するとは思わなかった。何か、HBKが終始
すごく居心地が悪そうだったように見えたんですが、気のせいでしょうか(笑)。
ハンターさんは相変わらずバックステージでニヤニヤしながらグッズの宣伝なんぞ
してましたが、この日のHBKはニコリともしなかったしなぁ。

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WWEの「困った企画」3品

先日、WWEファン歴5年の友人K(女性です)と電話で仕事の話をしていたのですが、
話の最中にRAWの放送が始まった途端、「ところでさぁ、最近のWWEってつまんなく
ない?」ってな話題にシフトチェンジしました。

スマックダウンは試合展開もスピーディーだし、ご贔屓のスーパースター(クリス・ジェリコ、
ジェフ・ハーディー、ジョン・モリソン、CMパンクなど)がいるので面白いと思うけど、確かに
RAWとECWは一時期と比べるとちょっとつまらないよなーと思う今日この頃。

で、何がマズイのかなーと議論してみたのですが(他に議論する事はないのか、という話は
さておき)、その結果「いらない企画が多いから」という結論に至りました。

で、我々が思うWWEの「いらない企画」とは、

1. ECWの「エイブラハム・ワシントン・ショー」

2. RAWの週替わりゲスト・ホスト制度

3. 「WWEトリビア」のコーナー

・・・でした。

「エイブラハム・ワシントン・ショー」は純粋にツマラナイ。ま、あれは「低俗なトーク
ショーをおちょくる」というコンセプトの企画だと思うのですが、おちょくる以上は
面白く作らなければいけないのに、個人的には本っっ当につまらないです、アレ。
あのトークショーに割く時間でひと試合組んでほしいんですけど。

RAWのゲスト・ホスト制度もヒドい。結局あれは各界のセレブが、自分の出演する
新番組とか映画、リリース間近のCDとかDVDの宣伝目的でRAWに顔を出すだけで、
ゲストの連中は「プロレスの事なんかどーでもいいや」という感じ。何だか愛がないし、
彼らの背後でカネの匂いがプンプンしていて、見ていてあまりいい気持ちはしませんね。

番組進行のテンポも悪くなったような気もしますし、早く固定GMを決めたもらいたい
もんです(個人的にはJBLにGMをやってほしかった・・・)。

「WWEトリビア」は字幕では「トリビア」になってますが、原語では”Do you know ”
という見出しで単にWWEの自慢話(主に視聴率の)をしてるだけなので、あれも不要
でしょう。つーか見たくない。WWEスーパースターに関するトリビアだったら、まだ
見る価値あるかもしれないけど。

現地のお客さんや視聴者は、あれで満足してるのかな。
それなら別にいいけど・・・って、いや、全然よくないんですけどね。

  

CMパンク的「禁欲主義のススメ」

WWEではCMパンクがヒール寄りのキャラになってきているわけですが、最近の彼は
観客に向かって説教を垂れるようになりました。

で、その内容というのが彼がモットーとする「STRAIGHT EDGE」(タバコ/ドラッグをやらない、
酒を飲まない、快楽目的のみのセックスをしない、というライフスタイルの事。J SPORTSの字幕
では「禁欲主義」になってます)のススメなんですが、これがなかなか的を射ていてつい聞き
入ってしまいます。以下、前回のスマックダウン(#518)でのお言葉。

「お前らは楽しむために酒を飲むんだろ? だが深みにハマってしまうと、楽しみなど
どこにもない。震えを止めるために飲むんだ」

「喫煙者もそうだ。喫煙者は自分の肺を汚しているんだ。四千種類以上の正体不明の
化学物質でな。しかも、いつでもやめられると本気で言う。やめられるのは意志の強い
人間だけだ。だが意志の強い人間は始めから吸ったりしない」

さすが言論の自由が保障されている国アメリカ。説教の内容も容赦ないです。で、それを
聞いた(聞かされた?)どう見ても禁欲主義とは程遠い風体をしたWWEの観客は、毎週の
ように”You Suck!”チャントをパンクに浴びせてます。

別に禁欲主義ってわけではないんですが、ワタクシ自身もある意味STRAIGHT EDGEな
人間なので、こういうライフスタイルをモットーとするパンクを支持していたりします。
試合も巧いし、ルックス的にもカッコイイし。今回の「説教ヒール」役で、喋りもかなりイケる
事が分かりました。

ストレート・エッジの由来については、ググって頂くといろいろ出てきます。パンクの
手の甲に書いてあるバッテンの由来も分かりますので、お時間が空いた折にでも
調べてみて下さい。