第87回アカデミー賞 最優秀作曲賞は誰が獲る? …と予想してみたの巻

theory of everything

先日アカデミー賞のノミネート作品が発表になりましたが、
当方の予想と違う作品がノミネートになったり、
逆にノミネートされなかったり、
まぁ何というか…「ふーむ、そういう選び方をするのね」という感じでした。

ワタクシここ数年は最優秀作曲賞の行方ぐらいしか興味がなくて、
全ての賞の予想をするほどの関心というかモチベーションが持てない状態です。
…と言いつつ、
『ライフ・オブ・パイ』(12)で弊社契約アーティストのマイケル・ダナが作曲賞を受賞した時は、
ワタクシ大喜びしてしまいましたが。。

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『スパイ・レジェンド』の主要キャストを可能な限り総チェック!の巻

novemberman03

『スパイ・レジェンド』(14)はアイリッシュのピアース・ブロスナンが主演・製作総指揮、
オーストラリア人のロジャー・ドナルドソンが監督、
ロケ地が東欧ということで、
キャストも国際色豊かな面々が揃っております。

中には有名な俳優・女優もいるけれども、
助演キャラはあまり知られていない人や、
知る人ぞ知る個性派俳優が顔を揃えていたりします。
パンフレットにも顔写真つきで紹介されていると思いますが、
せっかくなのでワタクシが分かる範囲でさらに補完させて頂こうかなと。

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渋さが増したピアース・ブロスナンにふさわしい音楽とは?→その答えは『スパイ・レジェンド』のサントラ盤にある…と思う。

the november man

さて今回は『スパイ・レジェンド』(14)の音楽についてのお話です。
オリジナル・スコア作曲は『ワールド・ウォー Z』(13)のマルコ・ベルトラミ。

ここ数年のロジャー・ドナルドソン監督作品は、『世界最速のインディアン』(05)、『バンク・ジョブ』(08)、『ハングリー・ラビット』(11)など、ベテランのJ・ピーター・ロビンソンが音楽を担当していたので、今回もロビンソンになるんだろうなーと当初思っておりました。
ところが本作の製作総指揮を兼任するブロスナンの提案で、ベルトラミを起用することになったらしいです(この辺の事情は日本版サントラのライナーノーツに書かせて頂きました)。

まぁ恐らくロビンソンが音楽担当だったら、正直サントラ盤がリリースになったかどうかも怪しかったので、こうしてサントラがCDアルバムリリースになったのも、ベルトラミのネームバリューあってのものだったではないかと。

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佳作アクション映画『スパイ・レジェンド』の半分はロジャー・ドナルドソン監督の職人技で出来てます。

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映画のプロモーションか何かのインタビューで、
「ジェームズ・ボンドとピーター・デヴェローが対決したらどっちが強いですか?」
と聞かれたピアース・ブロスナンは、
「そりゃデヴェローだよキミ!彼は極めて破壊的な人間だからね!」と即答したそうです。
ピアース・ブロスナン、どうやら本気らしい。

というわけで、
5代目ボンド俳優のブロスナンが久々にスパイを演じて、
なおかつ製作総指揮も兼任しているアクション映画『スパイ・レジェンド』(14)のお話です。
先ほど出てきたピーター・デヴェローというのは、
本作でブロスナンが演じる主人公の名前。
元CIAの凄腕エージェントです。

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フレンチトースト悠々徒然食べ歩きメモ(その4:キジトラ珈琲舎編)

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ふと気がつくと、フレンチトースト食べ歩きネタが3回で更新が止まってました。
その理由は去年の下半期に同じお店(主にDeuxさん)に通っていたのと、
先日『路傍』さんでフレンチトーストをオーダーしたら、
品切れ(というか材料切れ)で食べられなかったアクシデントがありまして、
まぁ早い話が新しく投稿するネタがなかったのであります。

が、しかし。
今週は美味しいフレンチトーストに出会えたので、
久々にこのネタを投稿させていただきます。
今回ご紹介するのは、
壱弐参横丁にほど近い雑居ビルの5階にあるシブい喫茶店、
『キジトラ珈琲舎』のフレンチトーストでございます。

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