BLURの武道館公演が素晴らしすぎた。2階席でも大満足!行ってよかった!

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仕事がモーレツに忙しい状態にもかかわらず、
ブラーの日本武道館公演を見に行って参りました。

運良くチケットの抽選に当たって、
いざセブンイレブンでチケットを引き替えたら、
どう考えてもステージから遠そうな某方角の2階席。
これじゃあデーモンさんが親指の第一関節ぐらいの大きさにしか見えないよ…
などと思っていたのですが、
2階席だろうが何だろうが仙台から遠出して見に行く価値のあるライブでした。

 デーモンさんが跳ねる!走る!
ドラムセットによじ登って後ろ向きに飛び降りる!
最前列のお客さんに水を撒く!
フィル・ダニエルズとフザケ回る!
グレアムのエキセントリックでノイジーなギターが唸る!
涼しい顔したアレックスのベースがウネウネうねる!
うつむき加減のデイヴのドラムがハジけまくる!
コンサートであり、シアトリカルなショウでもあり、
観客全員を巻き込んだ大音楽会でもあり…。
いやもう誇張でも何でもなく、「生きててよかった」と思いましたね…。

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ラミン・ジャワディからクリストフ・ベックに…でもジョン・パウエルは? いろいろ気になる『Edge of Tomorrow』の音楽事情

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『オール・ユー・ニード・イズ・キル』という邦題になるらしい、
トム・クルーズ主演最新作『Edge of Tomorrow』(14)。
何だかここひと月ほど音楽に関する情報が頻繁に入れ替わっていて、
これは一体どうしたものかと思っておりました。

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クオリティ高い『47RONIN』の音楽。ジャケ写は国内盤のほうがオシャレです。

47ronin_ost 

先日『47RONIN』(13)のアメリカ国内での興行成績が出ましたが、
何というかまぁ…芳しくない結果ですわね。
この映画、一にも二にも製作費がかかりすぎました。
(1億7000万ドルでしたっけ?)
せめて1億ドル、いや9000万ドルくらいまで製作費を抑えておけば、
ここまでコケたと言われる事もなかったかもしれないのに…。

まぁ興行成績を知ったからと言って、
自分のこの映画に対する評価が変わる事はなく、
「皆さんイロモノ扱いするけど、評価すべき点もある映画」
…という見方は変わりませんのであしからず。

というわけで、今回は自分が一番書きたかった『47RONIN』の音楽について。
この映画、日本が世界最速公開だったわけですが、
サントラ盤はアメリカの公開日に合わせたリリーススケジュールなので、
日本国内の映画公開時期を考えると、
「たぶん日本盤は出ないなー」と思っておりました。

ところが日本盤が急遽発売される事になり、
さらにライナーノーツを自分が書く事になりまして、
慌てて原稿執筆モードに入ったのでした。
キアヌ・リーブス主演作のサントラの仕事がやりたかったし、
スコアの作曲が僕の好きなイラン(アイラン?)・エシュケリだったので、
これはもうお引き受けするしかないと思った次第です。

自分の記憶が確かならば、
エシュケリのサントラが国内盤としてリリースされるのは今回が初だったと思います。
僕はエシュケリ氏のファンでございますので、
彼のバイオグラフィーも『47RONIN』のパンフに掲載されているものより詳しく書かせて頂きました。
特に下積み時代に携わった映画のタイトルなんかは結構面白いですよ。
ジマーさんのあの映画に参加してたりとか。

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個人的に最も思い入れのあるヴォイチェック・キラール作品

the ninth gate

新年を迎えて数日が過ぎたものの、
何だか「ハッピーニューイヤー!」という気持ちになれずにいます。
というのも、去年いろいろな訃報を聞きすぎたから。
特に映画・音楽・演劇業界の大御所の方の訃報がいつになく多かった気がします。
ポーランドの作曲家ヴォイチェック・キラールもその中の一人です。

一般的にキラールの映画音楽の代表作といえば、
フランシス・フォード・コッポラの『ドラキュラ』(92)なのでしょう。
日本初のドルビー・デジタル上映作品だったそうで、
劇場で聴くフルオケ・スコアもかなり迫力があったのではないかと思います。
しかし1992年当時の自分はまだ「映画館で映画を観る」という習慣がなく、
キラールの音楽もサントラ初心者の自分には難解すぎました。

そんなわけで、個人的に最も印象に残っているキラールの作品はというと、
ロマン・ポランスキー監督、ジョニー・デップ主演の『ナインスゲート』(99)なのであります。

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HGUCネモ 3種盛り

hguc_nemo_desert

新年明けましておめでとうございます。
貴重な正月休みの時間を使って、
HGUCネモのデザートカラーバージョンを作成しました。
我が家には本家エゥーゴカラーのネモと、
地球連邦軍カラーのネモが既にあるので、
これでHGUCネモ3機目という事になります。

傍から見れば「同じ機体を3機も買ってアホじゃね?」なのでしょうが、
当方ジムマニアなので、
カラーリングが違うとそれぞれに別な愛着が湧いてしまうのですね。

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