DARK SHADOWS(映画について)

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ティム・バートン監督による「ちょっと変わったヴァンパイア映画」という宣伝文句(?)で公開中の映画『ダーク シャドウ』(12)観て参りました。

感想としては、「何か想像していたのと違う内容だったなぁ」という感じ。

「18世紀半ばにヴァンパイアにされて棺桶に入れられた男が、200年ぶりに蘇って大騒動を巻き起こす」というあらすじを聞いた時には『ビートルジュース』(88)みたいにメチャクチャな事をやってくれるのかと思ったのですが、あの映画ほどブッ飛んでいるわけでもなく、カルチャーギャップネタも控えめで、ホラー映画とカテゴライズするには『スリーピー・ホロウ』(99)ほど残虐でもない。「それなりによく出来てるけど、何か物足りない」という印象でした。

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Happy Birthday, Charlie!

今日はチャーリーさん(Charlie DeChant)の誕生日という事で、Booker T. Jonesがゲスト出演した回の”Live from Daryl’s House”からGreen Onionsの動画をお送りします。

いやー、この曲のグルーヴ感はいつ聴いてもカッコイイわ。
チャーリーさんのソロパートも、エリオットさん(Eliot Lewis)の堅実な鍵盤サポートっぷりもイカす。

どうでもいいけど、YouTubeのコメント欄に「ダニー・トレホがギターを弾けるとは思わなかった」って書き込み(英語)があるんですが、ポール・ペスコをトレホおじさんと言うのはちょっと無理があるのではないだろうか。

というわけで、チャーリーさんのアルバム『ライク・ザ・ウェザー』好評発売中です。

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マイケル・ダナ名作選 / エキゾチカ (1994)

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5/15にレーベルから『ケルティック・ロマンス』もリリースした事ですし、マイケル・ダナ&ジェフ・ダナのフィルモグラフィーを振り返る意味も込めて、彼らが手掛けたサントラを不定期で紹介していこうと思います。

1回目は何にしようかなと思ったのですが、1度聴いたら忘れられない楽曲の強烈なインパクトと、アトム・エゴヤンとマイケル・ダナの名前を一躍有名にした作品という事で、1994年の映画『エキゾチカ』(94)にさせて頂きました。

いかがわしい感じのナイトクラブ「エキゾチカ」に集う人々(ワケあり国税調査官、希少動物の密輸に関与しているペットショップのオーナー、ロリータ系ストリップ・ダンサー、ネクラそうなクラブDJ)の「何の接点もなさそうで、実は奇妙な線で繋がっていた」人間模様を描いたミステリードラマとでも申しましょうか。そこはかとなくエロティックで、陰鬱で、救いがあるのかないのかよく分からない内容は、いかにもエゴヤン映画といった感じ。

ダンサー役のミア・カーシュナーは『24 -TWENTY FOUR-』の女テロリスト・マンディ役で有名。共演はブルース・グリーンウッド、イライアス・コティーズ、ドン・マッケラーとこれまた胡散臭い面々。後にエゴヤン監督の『スウィート ヒアアフター』(97)で主演級の役を演じるサラ・ポーリーが脇役で出てます。

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タイタンの逆襲

Wrath of the Titans

巷の評価はどうあれ、僕自身は『タイタンの戦い』(10)が結構好きだったりします。
出演者の顔ぶれもよかったし、神と人間の愛憎半ばの関係を描いたドラマもツボだったし、クリーチャーデザインもいい感じだったし、音楽もよかった(と思う)。

そんなわけで、続編の『タイタンの逆襲』(12)もそれなりに期待して観に行ったのですが、やっぱり1作目の方がよかったなーと思いました。まぁ映画開始早々、前作のヒロイン・イオが既に亡くなっていたり(不老不死ではなかったらしい)、アンドロメダ役がアレクサ・ダヴァロスからロザムンド・パイクに変わっていたりして、何となく嫌な予感はしていたのですが。

今回は「親子(兄弟)の絆」という限定的なテーマが題材になっているせいか、ドラマが神と半神(デミゴッド)のキャラクター中心で、前作のような「神と人間の関わり」を描いたドラマが面白かった自分には何か物足りないものがありました。

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HGUC アンクシャ

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『機動戦士ガンダムUC』 Episode 5「黒いユニコーン」で名ジョバーっぷりを披露したRAS-96 アンクシャのHGUCキットを購入。

本編でのヤラレっぷりは置いておいて、キットはなかなかよく出来てます。
(部分塗装で物足りなくて申し訳ありません)

EP5本編を観る前は、Cafe et Bar DeuxのDaiさんと「(アッシマーと比べて)装備がゴテゴテしてません?」と言っていたのですが、実際こうして立体として目の前に置いてみると、このぐらいゴツい装備のほうが、機体のフォルムにメリハリが出ていい感じになるという事が分かりました。実際、(設定画通りとはいえ)腰部から下半身にかけてどこか貧相だったHGUCアッシマーと比べて、アンクシャは腰回りの造形が鋭角的でカッコイイです。

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例の決めポーズ。

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