『デビル』(1997年)と『瞳が忘れない/ブリンク』(1994年)のサントラ盤を思いがけず入手できたお話。

一時期に比べてリサイクルショップでサントラ盤を発掘する機会が減ってきましたが、「そういえば、だいぶ前に『ブレイド3』(04)のサントラ盤を中古で見かけたなぁ。やっぱりあれ買っておこうかな。まだ売ってたらの話だけど」などと考えながら仙台市内の某ショップに行ってきました。

で、肝心の『ブレイド3』のサントラ盤はまだ売っていたものの、いかんせんラミン・ジャワディ(とRZA)の劇伴の収録数が少なく、今回もやはり購入意欲が湧かなかったのでした。しかし「おお、こんなところに売っていたのか!」「この映画、サントラが出ていたのか!」という掘り出し物のサントラ盤を2枚買えたのでご紹介します。

1枚目:『デビル』(音楽:ジェームズ・ホーナー)

1990年代当時ソニーミュージックから発売になっていた国内盤サントラが330円で買えました。当時この映画を劇場で観たとき「あまりパッとしないなぁ」と思って、サントラの購入を見送ってしまったんですね…。
ちなみ映画があまりパッとしなかったのは、ブラッド・ピットが主演に決まったあと、スタジオの意向で「共演者も大物を呼ぼう」という話になってハリソン・フォードを迎えた結果、助演にあたるフォードの役もキャラを膨らませなくてはならなくなり、何度も何度も脚本の書き直しを行ったためでした。何度もリライトした結果、物語の焦点がブレてしまったのでしょう。

しかしいま改めて観てみると、ジェームズ・ホーナーのアイリッシュ音楽系劇伴が実によい。
あのホーナーの劇伴がお値段3ケタ台で聴けるなら大変お買い得と言うしかありません。
発売元がTommy Boy Recordsというインディペンデント系レーベルだったせいか、ホーナーの作品でも配信リリースになっていない作品でもありますし。

ちなみにメイン・タイトル曲で聴かれる女性ボーカルは、弊社リリース作品「ケルティック・ロマンス」でも美しい歌声を披露しているサラ・クランシーでした。道理で聞き覚えのあるお声だと思いました。そういう”発見”があったということも含めて、実に有意義な買い物でした。

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『ゴッドファーザーPART III/ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期』35周年記念版サウンドトラックアルバムを買ったので雑感。

少し前の話になりますが、La-La Land Recordsから発売になった『ゴッドファーザーPART III』(90)の35周年記念盤サントラを買いました。
ゴッドファーザーシリーズでCD3枚組ということで、どこで買ってもお値段は大体1万円前後、ショップによっては11,000円オーバーという感じでした。

高い……高いよ……。

この前『バウンド』(96)の新装版サントラの購入を見送ったのは、『PART III』の35周年記念盤サントラのお高い価格のせいだったわけですし。

ま、それはさておき今回の35周年記念盤ですが、ジャケ写からも分かるように映画の再編集版『マイケル・コルレオーネの最期』の公開に合わせたリリースとなっております。
Disc 1に劇中未使用曲も含むカーマイン・コッポラの劇伴をフル収録、Disc 2にAdditional Music(バージョン違いの劇伴や1972年の第1作の劇伴の再録音バージョンなど)を収録、Disc3 に1990年発売の通常盤サントラの内容を丸ごと収録という構成。収録時間はそれぞれ70分、54分、55分くらい。
ひとつ気をつけておくべき点は、本盤は基本的に「カーマイン・コッポラの劇伴集」なので、映画本編で使われた既存の楽曲が新たに収録されているわけではないことです。
既存の楽曲はDisc 3(つまり旧・通常盤サントラ)に収録されている”To Each His Own”と”Preludio and Siciliana”のタイトルがつけられている「カヴァレリア・ルスティカーナ」の2曲だけです。

【輸入盤国内品番】ゴッドファーザー PARTIII」<ゴッドファーザー〈最終章〉:マイケル・コルレオーネの最期>(サウンドトラック) – amazon
オリジナル・サウンドトラック ゴッドファーザーPARTIII<ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期>(限定盤)- TOWER RECORDS
The Godfather Coda: The Death of Michael Corleone (35th Anniversary Remastered & Expanded Limited Edition)<限定盤> – TOWER RECORDS

したがって、今回のデラックス版サントラを買おうかどうしようか悩んでいる方はトラックリストをよく観てから購入をご検討下さい。なにしろお高いサントラ盤なので「あの曲が入ってると思って買ったのに入ってなかったよ! 大枚はたいて損した!」…なんて思ってしまう方もいらっしゃるかもしれないので。収録曲をしっかり確認して、十分納得してから購入してください。

La-La Land Recordsの製品紹介ページ
https://lalalandrecords.com/godfather-coda-the-the-death-of-michael-corleone-35th-anniversary-limited-edition-3-cd-set

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『コップランド』Quartet Records盤サウンドトラックアルバムが届いたので雑感。

Quartet Recordsから発売になった『コップランド』(97)の2枚組拡張版サントラが届きました。
先日ショップから発売日変更のお知らせメールが来たときは「また発売日が延びるのかな」と思ったものの、逆に発売日が早くなりましたというお知らせでした。

Howard Shore / CopLand O.S.T. (Expanded and Remastered Edition) – TOWER RECORDS

『コップランド』のサントラは当時Milan Recordsから発売になっていましたが、収録時間が約40分と短めでした。

今回はDisc 1にハワード・ショアの劇伴を30曲68分、Disc 2にMilan盤の内容をまるっと収録し、ボーナストラックとしてバージョン違いの劇伴などを21曲追加収録しています。Disc 2の収録時間は約66分なので、合計135分くらいかな。

Howard Shore/ Cop Land (2CD) – amazon

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『バッドボーイズ』30周年記念拡張版サントラを旧盤と比較しつつ聴いてみる

前回のブログで書いたとおり、La-La Land Recordsから2,000枚限定で発売になった『バッドボーイズ2バッド』(03)と『バッドボーイズ』(95)の拡張版サントラを買いました。

【輸入盤国内品番】 バッドボーイズ 2バッド サウンドトラックアルバム(オリジナル・スコア) – amazon
【輸入盤国内品番】 バッドボーイズ(公開30周年記念 2枚組リマスター拡張版サウンドトラックアルバム) – amazon

オリジナル・サウンドトラック バッドボーイズ2バッド<輸入盤国内品番> – TOWER RECORDS
Bad Boys II Original Motion Picture Score<限定盤> – TOWER RECORDS
オリジナル・サウンドトラック バッドボーイズ(公開30周年記念 リマスター拡張版サウンドトラックアルバム) – TOWER RECORDS
Bad Boys Original Motion Picture Score (30th Anniversary Expanded Edition) – TOWER RECORDS

今回はシリーズ第1作のほうのスコア盤サントラをご紹介したいと思います。

Bad Boys (Original Motion Picture Score) [Expanded Edition] – amazon music

『バッドボーイズ』のマーク・マンシーナのスコアアルバムは2007年にLa-La Land Recordsから3,000枚限定で発売になっていて、マンシーナの劇伴も27曲収録されていてトータルタイム70分という盛りだくさんな内容だったため、「それなら今回の30周年記念盤は購入を見送ってもいいのではないか?(値段が高いし)」と思いました。

しかしLa-La Landの製品紹介によると、

2007年にLa-La Landから発売された『バッドボーイズ』のスコアアルバム盤は、当時入手可能だった音源素材の制約により、収録曲の一部がモノラル音源となっていました。
今回初めて完全なステレオ音源としてリリースされ、全面的にリマスターされて収録曲も拡充され、2枚組CDで音質と収録内容の両面で大幅なアップグレードが図られており、マンシーナの作品が持つ輝きを存分に堪能できるようになりました!

…などと書いてあったため、「だったらやっぱり買わないとダメだな」となったのでした。

そうか…旧盤は一部の収録曲がモノラル音源だったのか…。
なんか、いままであまり気にしないでアルバムを聴いてました。

というか、旧盤はウィル・スミスとマーティン・ローレンスの写真が不自然な感じで全くなかったという事実のほうがよほど気になりました。ああ、やっぱりあれも顔写真の使用許可が下りなかったんだな…と確信した次第。

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『バッドボーイズ2バッド』拡張版サントラでトレヴァー・ラビンのド派手系劇伴を楽しむ

La-La Land Recordsから2,000枚限定で発売になった『バッドボーイズ2バッド』(03)と『バッドボーイズ』(95)の拡張版サントラを買いました。
タワレコオンライン価格で片方9,000円弱。
二枚買ったらほぼ1万8,000円です。
高い……高いよ……。
感覚的に10年前より1,500円くらいデラックス版サントラの価格帯が上がったような気がする。もし自分がいま学生だったら、毎月金欠で泣いてます。たぶん。

【輸入盤国内品番】 バッドボーイズ 2バッド サウンドトラックアルバム(オリジナル・スコア) – amazon
【輸入盤国内品番】 バッドボーイズ(公開30周年記念 2枚組リマスター拡張版サウンドトラックアルバム) – amazon

オリジナル・サウンドトラック バッドボーイズ2バッド<輸入盤国内品番> – TOWER RECORDS
Bad Boys II Original Motion Picture Score<限定盤> – TOWER RECORDS
オリジナル・サウンドトラック バッドボーイズ(公開30周年記念 リマスター拡張版サウンドトラックアルバム) – TOWER RECORDS
Bad Boys Original Motion Picture Score (30th Anniversary Expanded Edition) – TOWER RECORDS

ちなみに発売元の通販だと1と2のセット割引形態での販売(バンドルというやつですな)がありまして、これだと55ドル98セント。送料で41ドルくらいかかって大体1万6,000円くらいになるのかな。国内で買うより若干安い。

どちらを選択するかは購入者の皆さまのご判断に委ねたいと思います。
当方がどっちを利用したかは内緒。

『バッドボーイズ2バッド』は劇場公開当時ソングコンピ盤のサントラしか発売されず、あの頃は「なんでスコア盤が出ないのかなぁ」などと思っておりました。
しかしメイン作曲家のトレヴァー・ラビンのほかにハリー・グレッグソン=ウィリアムズやスティーヴ・ジャブロンスキー、ポール・リンフォードらが追加音楽作曲家(=助っ人作曲家)として大挙参加したスコア制作事情や、『すばらしき映画音楽たち』(16)でのラビンの『アルマゲドン』(98)スコア作曲エピソードを観たあとだと、「作曲スケジュールがカツカツでスコア盤サントラリリースに間に合わなかったんだろうな」と何となく察してしまいました。

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