少し前の話になりますが、La-La Land Recordsから発売になった『ゴッドファーザーPART III』(90)の35周年記念盤サントラを買いました。 ゴッドファーザーシリーズでCD3枚組ということで、どこで買ってもお値段は大体1万円前後、ショップによっては11,000円オーバーという感じでした。
ま、それはさておき今回の35周年記念盤ですが、ジャケ写からも分かるように映画の再編集版『マイケル・コルレオーネの最期』の公開に合わせたリリースとなっております。 Disc 1に劇中未使用曲も含むカーマイン・コッポラの劇伴をフル収録、Disc 2にAdditional Music(バージョン違いの劇伴や1972年の第1作の劇伴の再録音バージョンなど)を収録、Disc3 に1990年発売の通常盤サントラの内容を丸ごと収録という構成。収録時間はそれぞれ70分、54分、55分くらい。 ひとつ気をつけておくべき点は、本盤は基本的に「カーマイン・コッポラの劇伴集」なので、映画本編で使われた既存の楽曲が新たに収録されているわけではないことです。 既存の楽曲はDisc 3(つまり旧・通常盤サントラ)に収録されている”To Each His Own”と”Preludio and Siciliana”のタイトルがつけられている「カヴァレリア・ルスティカーナ」の2曲だけです。
せっかくなので先日第1作から『PART III』まで通してサントラを聴いてみましたが、当方的には「曲の雰囲気が違う」という違和感のようなものはなかったです。ちなみにサントラ盤のライナーノーツによると、主題歌”Promise Me You’ll Remember”の歌手にハリー・コニックJr.を推薦したのは、彼と親しいアンディ・ガルシアだったそうです。ガルシアは音楽の素養がありますからね。『オーシャンズ12』(04)でもチョロっとピアノを弾いてたし(なおこの曲には”Requiem for a No Good F×××××g Limey”という曲名がつけられてます)。
『ゴッドファーザー』シリーズで興味深いのは、長尺の映画でありながら劇伴の占める割合は意外と少ないということでしょうか。今回も前2作もサントラ収録曲で”Not Used in Film”のマークがついた楽曲が多い。 「映画で使われなかった劇伴にはあまり興味がない」というサントラリスナー(当方も割とそのタイプなのですが)には、このあたりも本盤の購入の際に悩みどころとなるかもしれません。ホントにねぇ…お値段がもっとリーズナブルなら、こんなことを考えずにポンっと買えるんですけどね。。全くせちがらい世の中です。
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