HGUC ドラッツェ(袖付き仕様)

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クロネコ男子が商品の集荷に来るのを待つ間、
袖付き仕様のHGUCドラッツェを部分塗装して時間を潰しておりました。
こいつはプレミアムバンダイの期間限定発売品なので、
塗装失敗したら取り返しのつかない事になるよなーと思い、
以前ほぼ素組み同然で作ってしまったキットです。

まぁ簡単な塗装ぐらいなら…という事で、
付属のシールが貼りにくい肩部スラスターポッドのスラスター部分とか、
戦艦の装甲板を流用したというリサイクル精神溢れるシールドの裏側とか、
バックパックのバーニアスラスターなどをグレーで塗りました。
あとはスミ入れを少々。

 

いやしかし「袖付き」で運用しているドラッツェはスゴい色です。
「いわゆるガザC色って事よね」と思いましたが、成形色はアイツより濃い目。
宇宙空間でこの色では、もはや射撃の的(まと)以外の何ものでもありません。

UC0096年の時点でのドラッツェの運用方法は「哨戒・偵察用」だそうですが、
こんな目立つ色で偵察任務は正直難しいのではないかと。
「敵に見つかっても自慢の直線加速性能で逃げ切る」という事なのでしょうか。
陽動にはうってつけという気もしますが。

『機動戦士ガンダムUC』のep3『ラプラスの亡霊』を観た限りでは、
偵察はアイザック任せなので、ドラッツェの役割は専ら哨戒任務なのでしょう。
コンロイ少佐のロトに撃ち落とされたのと、
デルタプラスに2機小隊で挑んで返り討ちにされたのが唯一の見せ場でしたが。

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マイケル・ダナのアカデミー賞受賞スピーチ動画

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マイケル・ダナがアカデミー賞の最優秀作曲賞を受賞した時の動画が、
YouTubeにアップされてました。しかもオフィシャルなやつ。

http://www.youtube.com/watch?v=5bN-aHoFPgA
(「リクエストによる埋め込み無効」らしいのでリンク先のURL)

授賞式からしばらくの間は、
公式サイトから動画を見ようと思っても、
「アンタの国からはこの動画を見られないよ」的なメッセージが出て閲覧出来なくて、
個人で勝手にYouTubeにアップした動画も削除されてたりしてたけど、
もうオフィシャルな動画も解禁になったらしい。

 

いやしかし、マイケルのオスカー受賞は、
今年の上半期で一番嬉しい出来事でしたね。
『スウィート ヒアアフター』(97)や『8mm』(99)の頃からずっと彼の音楽を聴いてきて、
「もっと評価されてしかるべき作曲家なのに…」と常々思い続けてきた身としては、
やっと時代がマイケルに追いついたなぁと感慨深いものがありました。

そして現在、
「レーベルでアカデミー賞作曲家の作品を発売している」という事にもなったわけで。
仙台の弱小レーベルでも、アカデミー賞作曲家とお仕事出来てしまうという奇跡。
サントラファンを続けていてよかったなーと思いました。

 

『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(12)も今月DVDリリースになりますし、
ついでに『処刑人』シリーズなんかもご覧になって、
その勢いでアルバム『ケルティック・ロマンス』を併せてお買い求め頂きたいなーと思います。

 

日本から(あるいは仙台から)マイケル・ダナを盛り上げていこうではありませんか。

 

 

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サウスボストン発、荒くれ野郎どもの人情ドラマ『クロッシング・デイ -What Doesn’t Kill You-』

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名バイプレイヤー、ブライアン・グッドマンの初監督作品。
ブライアン・グッドマンの出演作で最も有名なものといえば、
『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(06)のルーカス・ブラックの父親役でしょうか。

イーサン・ホークが出演しているという事で、
『クロッシング』(09)と『トレーニング デイ』(01)に便乗したような邦題になってますが、
原題は『What Doesn’t Kill You』(08)といいまして、
監督・脚本を手掛けたブライアン・グッドマンの半自伝的な物語なのだそうです。
マーク・ラファロの役名がブライアンなので、ラファロのキャラがグッドマン本人という事なのでしょう。

予告編やDVDのジャケットを見ると、
「サウスボストンを舞台にしたクライム・アクション」みたいな印象を受けますが、
どちらかというとヒューマンドラマ作品です。

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『Enjoy The Ride+Master Plan』製作ノート(その4)

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3/27発売のエリオット・ルイスのニューアルバム『エンジョイ・ザ・ライド+マスタープラン』の製作過程を振り返る、不定期連載コーナー。

少々ごぶさたしてしまった今回は、
日本版の仕様についてついて書かせて頂きたいと思います。

このブログで散々書かせて頂いた通り、今回のエリオットさんの新譜は『Enjoy The Ride』と旧アルバムの『Master Plan』を2枚組にしてリリースする事にしたわけですが、2枚組にしてもやっぱりお値段はフツーの洋楽CD1枚ぶんと同じ価格にした方がいいよなー、と思いました。

となると、「いかにして製作費を抑えるか?」という問題が出て参ります。
製作費は削りたいけど、元々の輸入盤よりクオリティを落とす事はしたくない。
日本盤用に何を残して、何を省くか。
何を追加して、何を削るか。
そのあたりを考えなければいけません。

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『L.A.ギャングストーリー』の音楽

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というわけで前回の続き。
『L.A.ギャングストーリー』(12)の音楽についてでございます。

この作品、当初は音楽担当がカーター・バーウェルとアナウンスされていたのですが、最終的には『トランスフォーマー』シリーズでおなじみのリモート・コントロール(以下RC)所属アーティスト、スティーヴ・ジャブロンスキーがスコアを手掛けました。

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