朗読劇『ケルティック・ロマンス』に関するあれこれ/キャンドルナイトとのコラボ

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朗読劇『ケルティック・ロマンス -リーアディンとクーラザーの伝説-』を3/16(土)に坐カフェさんで上演するまで、短期集中的に連載するイベントよもやま話。今回はキャンドルナイトとコラボする事になったいきさつについて書きたいと思います。

朗読劇の稽古が始まって3回目ぐらいだったかなー。高橋宗義氏が「イベントでキャンドルの明かりを使いたい」という案を出しまして。まぁ確かに9世紀アイルランドの物語を読むとなると、蛍光灯の明かりよりはロウソクの灯りの方がムードは出ますよね。

この時、恐らく高橋氏は自分たちでキャンドル(ロウソク)を用意するつもりでおっしゃったとは思うのですが、いざ稽古が本格的になってきたら、やる事が山積みでキャンドルの事まで考えられなくなるだろうし、ロウソクもいろいろ種類があるわけで、それなりのものを揃えないと、皆さんがイメージしているような綺麗な灯りは出せないのではないかと。

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朗読劇『ケルティック・ロマンス』に関するあれこれ/会場が坐カフェに決まるまで

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朗読劇『ケルティック・ロマンス -リーアディンとクーラザーの伝説-』を3/16(土)に坐カフェさんで上演するまで、短期集中的に連載するイベントよもやま話。今回は会場について書かせて頂きたいと思います。

朗読劇の会場をどこにしようかと考えた時、「やっぱりカフェを貸し切るのがいいかなー。1ドリンク付きいくらみたいな感じで」と思いました。舞台劇ならどこかのスタジオを借りて…という事になりますが、何しろ今回は動きの少ない朗読劇なので、お客様にはスタジオとは違う場所でゆったりまったりして頂くのがよろしいのではないかと。

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マイケル・ダナ、アカデミー賞最優秀作曲賞受賞!!!

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遂にこの日がやって参りました。

我らが『ケルティック・ロマンス』のマイケル・ダナが、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(12)の音楽で第85回アカデミー賞の最優秀作曲賞を受賞致しました。

きのうはツイッターで大喜びさせて頂きましたが、正直「まぁ喜びのツイートを発したところで、反応は皆無に等しいだろうなー」と思っておりました。でも、日頃お世話になっている人から、ツイッターでフォローさせて頂いている直接面識のない方に至るまで、いろんな人からマイケルさんの受賞祝いのツイートを頂いたり、メッセージをもらったりして、ワタクシ大変嬉しかったです。

たぶん、昨日はツイッターやってて一番楽しい日だったかもしれません。
ツイートやメッセージを下さった皆さま、ありがとうございました。

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朗読劇『ケルティック・ロマンス』に関するあれこれ/出演者の顔ぶれ

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朗読劇『ケルティック・ロマンス -リーアディンとクーラザーの伝説-』を3/16(土)に坐カフェさんで上演するまで、短期集中的に連載するイベントよもやま話。今回は出演者が決まるまでの事を書きたいと思います。

朗読劇を上演すると決まったら、キャスティングを考えなければなりません。日頃お世話になっている声優の方々は皆さん多忙だし、活動拠点が東京なのでスケジュールを抑えるのが難しい。ここは地元で企画に賛同してくれる人を探す必要が出て参りました。

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朗読劇『ケルティック・ロマンス』に関するあれこれ/なぜ「朗読劇」になったのか?

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先日ブログでお知らせした通り、3/16(土)に坐カフェさんでアルバム『ケルティック・ロマンス』を使った朗読劇を上演する事になったわけですが、どういう流れでこのイベントを行うに至ったか、というような事を短期集中的にブログでざざーっと書いていこうと思います。イベントの概要とか趣旨のようなものも感じ取って頂けるかなーと思うので。

今回は「なぜ”朗読劇”になったんだ?」という話を長々と。

前回のブログで「ページの都合上、アルバム楽曲のモチーフになった小説『リーアディンとクーラザーの伝説』を載せられなかった」というような事を書きましたが、それならばどういう形でこの物語を紹介していこうかと考えました。

まー理想としては映像化(ドラマ・アニメ等)なのですが、そんな予算もコネもない。それじゃあ舞台劇化はどうかというと、何しろ9世紀のアイルランドのお話なので、セットや小道具や衣装を準備したら、これもまたお金がかかって仕方がない(映画『ドッグヴィル』(03)みたいな手法ならアリかも)。結果、「朗読」という形が一番いいだろうという結論に至ったわけです。これなら肝心の「音楽」にも耳を傾けてもらえるし。

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