DVD/ブルーレイのリリースまで待ってもよかったのですが、
先日フォーラム仙台で『リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴン』(14)を観てきたのでした。
(”先日”と言っても結構前の話になってしまいましたが…)
2015年になって、こんな問答無用にバイオレントでカオスでイカレたアジアン・ギャングが主役のアメリカ映画が観られるとは思いませんでした。
『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(85)とか『NYPD 15分署』(99)とかの世界観でしょコレは。
しかもマーティン・スコセッシとかマイケル・チミノとかオリヴァー・ストーンだったら、
2時間半とか3時間かけて描きそうな内容を、
たった95分くらいで描いてしまうというアンドリュー・ラウ監督のパワフルかつ荒削りな演出。
いろんな意味で凄かった。
スコセッシは製作総指揮を担当しているので、
レイ・リオッタが特別出演しているというのが個人的には胸アツでした。
しかも今回は悪党ではなく、仕事熱心なFBI捜査官役。
この配役が何か嬉しい。
レイ・リオッタを善人役で観たのは久しぶりな気がしますね。。
で、ワタクシ何でこの映画をわざわざ劇場に観に行ったかと申しますと、
スコセッシ製作総指揮だから&レイ・リオッタが出てるからという理由もありますが、
最大の理由は「マーク・キリアンの音楽が結構面白かったから」なのであります。