マイケル・ダナ名作選 / アトランティスのこころ (2001)

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『ケルティック・ロマンス』のアーティスト、マイケル・ダナ&ジェフ・ダナのフィルモグラフィーを振り返る不定期連載企画。ちょっとご無沙汰してました。

現在、スティーヴン・キングの新刊『ビッグ・ドライバー』を読んでいるところなので、今回はキング作品繋がりで『アトランティスのこころ』(01)をご紹介したいと思います。

この映画が公開された頃は、確か「『スタンド・バイ・ミー』(86)の二番煎じ」みたいな言い方をされて不当に評価が低かった記憶があります。確かに「少年時代の親友の死を知った主人公が、当時の事を回想する」という導入部は似てますが、だからと言ってその批評はあんまりではないかと。僕個人としては『スタンド・バイ・ミー』よりも好きな作品です。

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HGUC バイアラン・カスタム

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HGUCバイアラン・カスタムを買ったのは結構前の事なのですが、
ROBOT魂版と比較してそのうち何か書こうと思っていたものの、
構成が面倒くさくて投稿を先送りしておりました。
ネタが賞味期限を迎えてしまう前に、ずらずらと雑記を書いてみようと思います。

ROBOT魂で限定品のバイアラン・カスタムが発売になった時、
「これは金型の流用も利きにくいし、ep4以降で出番もないから、HGUCでは出ないだろうなー」
…と思って即購入したのですが、その予想は大ハズレ。
嬉しいやら悲しいやら、その後見事にHGUCで発売になりました。

「ROBOT魂版を持ってるなら、HGUCは買わなくていいんじゃね?」
…という周囲の声もあったのですが、
思うところあって結局両方買ってしまいました。

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「愚者」の壁画に失笑。 低予算でデッカいテーマに挑んだホラー映画『キャビン』

the cabin in the woods

仙台でも『キャビン』(11)を劇場公開してくれたので観てきました。

「こいつはホラーの傑作だ!」という声もあれば、
「周りでいうほど大した映画じゃないぞ」という声もあって、
賛否半々という印象だったのですが、個人的には大当たり。
当方の期待以上に面白い映画でした。

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HGUC ハイザック

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小説版『機動戦士ガンダムUC/宇宙と惑星と』を読んでいたら、
何だか無性にハイザックを作りたくなったので速やかに購入。

「装備更新を終えた連邦軍が、お古の機体をジオン共和国軍に押しつけた」

…という設定の機体だったので、ティターンズカラーの緑ではなく、あえて地球連邦軍仕様のブルーのハイザックを購入。『機動戦士Zガンダム』で「ジムIIの残骸を踏んづけてバランスを崩したところを撃ち落とされる」というナイスなヤラレっぷりを披露してくれた、あのハイザックです。

連邦軍仕様と言っても、小説だと共和国軍に押しつけたのは「工場出荷状態のままの白無垢の機体」という描写があるので、厳密に言えば青いハイザックともちょっと違うのですが…。

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『Enjoy The Ride+Master Plan』製作ノート(その3)

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3/27発売のエリオット・ルイスのニューアルバム『エンジョイ・ザ・ライド+マスタープラン』の製作過程を振り返る、不定期連載コーナー。

今回は「なぜDisc 2が旧譜の『Master Plan』になったのか?」という事について書かせて頂きたいと思います。

新譜の『Enjoy The Ride』を2枚組でリリースするにあたって、エリオットさんの旧譜3タイトルの中からなぜ『Master Plan』が選ばれたのか。決め手となったのは収録曲のラインナップでございました。

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