『キング・オブ・エジプト』は映像も音楽もゴージャスだぜ!!!の巻

gods of egypt

先頃ランブリング・レコーズ様のご依頼で、
『キング・オブ・エジプト』(16)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
音楽を手掛けたのは売れっ子作曲家のマルコ・ベルトラミ氏。

ワタクシ、マルコさんのサントラは過去に何度かライナーノーツを担当させて頂いておりまして、
(『アイ,ロボット』(04)、『フライト・オブ・フェニックス』(04)、『ダイ・ハード4.0』(07)、『スパイ・レジェンド』(14)の計4回)
時々ご本人にもインタビューしたりなんかもして、
ワタクシが駆け出しの物書きの頃からお世話になっているのでした。

今回は原稿の締切まで比較的日数の余裕があったので、
久々にご本人に直接お話を伺うことが出来ました(いわゆる独占インタビュー)。
マルコさんにコンタクトを取った時の第一声(?)が、

「おお、久しぶり!元気だった?」
「『キング・オブ・エジプト』の音楽解説書くの?そりゃよかったじゃないか!」

…みたいな感じだったのはちょっと嬉しかったですね~。

というわけで『キング・オブ・エジプト』の詳細な音楽解説については、
マルコさん本人のコメントが載った国内盤ライナーノーツを読んで頂きたいと思いますので、
ここでは音楽の概要や、
字数の都合で原稿に書けなかったこと、
ライナーノーツには使えないなーと思ったボツネタなどを書かせて頂きたいと思います。

 

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仙台NEWカフェつれづれ探訪記:SENDAI COFFEE STAND本気のフードメニュー編

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以前ブログでご紹介したSENDAI COFFEE STANDですが、
お店のあるエリアには用事で行く機会が多いこともあって、
その後ちょくちょくお邪魔するようになりました。

まあCOFFEE STANDというぐらいだからコーヒーにこだわりがあるわけですが、
以前「パニーノすごいおいしいよ!!!」と書かせて頂いたとおり、
フード&スイーツメニューもかなり本気のクオリティなのであります。

 

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アイルランドとアメリカ、2つの国の間で絶妙なバランスを保つ『ブルックリン』の音楽。

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移民女子のメロドラマ『ブルックリン』(15)を先日やっと観てきました。
いやーシアーシャ・ローナンお綺麗ですねぇぇぇ。
眼差しだけでも喜びや悲しみを全て表現出来てしまう演技力も素晴らしい。

演技力といえば、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』(12)で検事補のボンクラ息子を好演していたエモリー・コーエンが、
今回は全くタイプの異なる純朴なイタリア移民青年のトニー役を演じておりまして、
この人も若いのになかなかの演技派だなーと思った次第です。

エイリシュが会社設立を夢見る配管工のトニーを選ぶか、
何だか資産もありそうなアイルランドのマジメ青年ジム(ドーナル・グリーソン)を選ぶか、
結構ハラハラして観てしまいました。
(ちなみに自分はトニーに共感したタイプ)

ワタクシ『ブルックリン』は映画本編を観る前にサントラを買って聴いておりました。
なぜならこの映画の音楽を手掛けたマイケル・ブルックというアーティストに以前から興味があったからです。

 

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『スモーク』のデジタルリマスター版が2016年12月公開になるらしいので、ごく私的な映画の思い出話など。

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先日twitterのタイムラインにポッと流れてきた、「『スモーク』(95)デジタルリマスター版 東京・YEBISU GARDEN CINEMAほかで2016年12月公開」の情報。

http://eiga.com/news/20160814/9/

『スモーク』懐かしいなぁ…と思わずリツイートしてしまったのですが、どうやらこの映画が好きだという方は結構多いようですね。
自分は当時も今も喫煙の習慣が全くないし、どちらかといえば嫌煙家なのですが、それでもこの登場人物たちがタバコを吸いまくる映画が好きなのであります。レイチェル・ポートマンのスコアが少なめなソングコンピ盤だったにもかかわらず、サントラ盤も買ってしまいましたし。

SMOKE / Original Motion Picture Soundtrack (amazon)

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