Chromebook x360 14を修理に出したお話

近頃すっかりご無沙汰していたChromebookネタですが、実はゴールデンウィーク明けにx360 14をメーカー修理に出していました。

なぜだかよく分からないのですが、ある時から急に本体の電源が入りにくくなったのです。

Chromebookは畳んだ状態からパカッと開くと本体電源が入って爆速で立ち上がるのがウリですが、当方のx360 14は3回に1回くらい画面が真っ黒なまま、きちんと起動してくれない症状が出るようになりました。

本体の電源が入ってないっぽい割には、側面にある電源ボタンのLEDがチカッチカッと点滅しておりまして、どうも本体を立ち上げてもスリープモードになったまま、一切の操作を受け付けてくれなくなっている感じ。

で、まず引き取り修理依頼の電話をすることになるわけですが、以前HP ENVY 13の修理を頼んだ時、HPのサポセンの担当者は「日本語が出来るアジアンな外国人の方」ということが分かったので、このビミョーな不具合は口頭で説明してもちゃんと伝わらないんじゃないかと思いました。

先方から「これこれこういう作業を試してみて下さい」と言われても、毎回この不具合が出るわけではないし、不具合の再現性の不確かさという点でも実に厄介な症状です。

さらに今回の担当者の方は、前回の人よりも日本語がカタコトな感じでした。
これは細かなやり取りは出来そうにないなと思い、「不具合をそちらで一度見てみて下さい」とお願いして、メールで送られてきた修理依頼票に詳細な障害内容を記入して、我がx360 14は日本HPの修理センター行きとなりました。

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6月は『アオラレ』『グリーンランド -地球最後の2日間-』『Mr.ノーバディ』でデヴィッド・バックリーのサントラ強化月間です、というお話。

ランブリング・レコーズ様のご依頼で、5/28公開の映画『アオラレ』(20)のサントラ盤に音楽解説を書かせて頂きました。
音楽担当は『エンド・オブ・ステイツ』(19)のデヴィッド・バックリー。

Angel Has Fallen (Original Motion Picture Soundtrack) – amazon music

ワタクシはこの方がハリー・グレッグソン=ウィリアムズのもとで下積みしていた頃から音楽を聴いていて、初めてバックリーの名前を確認したのはHGWの『ナンバー23』(07)でした。
その後HGWとバックリーの共同名義でスコア作曲を担当した『ザ・タウン』(10)を経て、『パリより愛をこめて』(10)で初めてバックリー単独名義の作品を聴いたという流れになります(『ドラゴン・キングダム』(08)でバックリーの名前を知ったリスナーも多いと思いますが)。

From Paris with Love (Original Motion Picture Soundtrack)

そんなわけで、機会があったらバックリーさんには是非一度インタビューしてみたいなとずっと考えていたので、今回の『アオラレ』でバックリーさんご本人に詳しく話を聞くことが出来て大変嬉しかったです。
彼のコメントはBANGER!!!のコラム(下記参照)で少しだけ引用してますが、是非国内盤サントラの差込解説書にて全文をご覧頂きたいなと思います。

ラッセル・クロウがブチギレあおり運転!『アオラレ』は音楽でも“怒り”をあおり立てるサイコスリラー
https://www.banger.jp/movie/57600/

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『タイタニック』20周年記念CD4枚組サントラ盤は、サントラリスナーとして買ってよかったアルバムだったと思う。

2017年にLa-La Land Recordsから『タイタニック』(97)の20周年記念サントラ盤がリリースされました。

全世界5,000枚限定、CD4枚組、36ページフルカラーブックレットという内容。
CDの内訳はディスク1と2で映画に使われたスコアを完全収録、ディスク3に追加音楽とスコアの別バージョン、ディスク4にイ・サロニスティが演奏した船内楽団の曲などのソースミュージックを収録といった具合。価格は日本円にして9,000円前後。

2023年2月21日追記:
ランブリング・レコーズさんが輸入盤を国内品番で取り扱われるみたいです。

タイタニック(劇場公開20周年記念盤)世界5000セット[完全限定輸入盤国内品番] – amazon
オリジナル・サウンドトラック タイタニック(劇場公開20周年記念盤)<完全限定盤> – TOWER RECORDS

ワタクシ『タイタニック』は映画史に残るスペシャルな映画だとは思うし、ジェームズ・ホーナーの音楽も好きなのですが、「何十回も観ました!」という映画ではなかったので、発売当初はこのサントラ盤の購入を見送っておりました。

しかし限定盤ということで、後になって欲しくなった時に在庫がなくなっていて、「やっぱり買っておけばよかった…」と後悔するのも嫌だったので思い切って購入。何度かアルバムを聴いた結果、「買って正解だったな」と思うようになりました。

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ブライアン・フェリーの最新ライブ盤「ROYAL ALBERT HALL 2020」を公式ストアから買いました。

ブライアン・フェリーの最新ライブアルバム「ROYAL ALBERT HALL 2020」を買いました。

前回の「LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL 1974」はタワーレコードオンラインで買ったのですが、「やっぱり公式ストアでフェリーさんのサイン入りCDを買っておけばよかったな~」と後悔したので、今回はフェリーさんの公式ストアからサイン入りCDをオーダーしました。2019年の来日公演の時に買えなかったツアーパンフも売っていたのでまとめ買い。

それに今回のアルバムは“All proceeds from this release will be shared between his band and crew members”ということだったので、30年以上フェリーさんの音楽を聴いている身としては、チャリティに参加する意味でも直販で買わなきゃなぁと思ったわけです(昨年予約注文した時点では、輸入盤国内仕様が枚数限定で出るなんて思わなかったし)。

コロナ禍でちゃんと当方の手元に届くかしらと若干不安だったものの、4月上旬に「発送したよ!」というお知らせメールが来て、その後さほど待たされることもなく、確か10日以内くらいに届いたような気がします。梱包もしっかりしていて、ツアーパンフも折れ曲がることなくピンとした状態でお届け。
CDを手に取った時「アレ? フェリーさんのサインは?」と一瞬思いましたが、紙ジャケの内側にサインが入ってました。

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BANGER!!!で書いたトレント・レズナー&アッティカス・ロスの映画音楽コラムの補足的なお話。

先日、BANGER!!!でトレント・レズナー&アッティカス・ロスの映画音楽に関するコラムを書きました。

2度目のアカデミー賞受賞なるか!? トレント・レズナー&アッティカス・ロスの映画音楽仕事を振り返る
https://www.banger.jp/movie/55647/

個人的には『この茫漠たる荒野で』(20)のジェームズ・ニュートン・ハワードに作曲賞を獲ってもらいたいのですが、アカデミー賞は「無冠の帝王にはなかなか賞をくれない(例:トーマス・ニューマン)」「一度作曲賞を獲った人にも、割とすぐにまた賞を授与する(例:グスターボ・サンタオラヤ、アレクサンドル・デスプラ)」という傾向があるので、それを考えると今回もトレント・レズナー&アッティカス・ロスが有力かなと思います。

そんなわけで、当方のブログでは字数の都合でBANGER!!!のコラムで書けなかったネタを少し補足させて頂きます。

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