『アーロと少年』のサントラ盤ライナーノーツでマイケル&ジェフ・ダナにインタビュー致しました。

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先日『アーロと少年』(15)の日本版サントラにライナーノーツを書かせて頂いたのですが、
個人的に大変やりがいのある仕事でした。
…と申しますのも、この映画の音楽を担当しているのが、
弊社リリース作品『ケルティック・ロマンス』のマイケル・ダナ&ジェフ・ダナ兄弟だったからです。

 

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今年のアカデミー賞について思っていることあれこれ。

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明日は第88回アカデミー賞授賞式ですが、
今回は『ルーム』(15)のブリー・ラーソンが主演女優賞を獲って、
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)が技術部門を中心に4、5個くらい賞を獲って、
『クリード チャンプを継ぐ男』(15)でスタローンが助演男優賞を獲ってくれれれば、
あとはどんな結果でも全然OK、という感じです。

 

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『オデッセイ』のハリー・グレッグソン=ウィリアムズの音楽はもっと評価されていいと思う。

the martian

先日『オデッセイ』(15)を観てきたのですが、
いやーなかなかよく出来た映画でした。

平成生まれのヤングな皆さまはあまりピンと来ないかもしれませんが、
90年代後半~2000年代前半にかけて火星映画が量産された時期がありまして、
『ミッション・トゥ・マーズ』(00)とか『レッド・プラネット』(00)、
『マーズ・アタック!』(96)や『ヴィンセント・ギャロ/ストランデッド』(01)などいろいろ公開されたのですが、
その大半がイマイチな作品だったので(『ストランデッド』は健闘していた方だと思う)、「火星映画に名作なし」みたいなレッテルを貼られていたのでした。

ことほどさようにヒットさせるのが難しい火星SFもので、
リドリー・スコットも『プロメテウス』(12)が何だか残念な出来だったので、
正直大丈夫かしらと思ったのですが、
やはりリドリーはすごかった。。

 

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映画後半の展開はさておき、美しい音楽は必聴です。『シーズンズ 2万年の地球旅行』

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先日『シーズンズ 2万年の地球旅行』(15)のサントラ盤にライナーノーツを寄稿しました。

この映画、動物さんたちはかわいいし、
映像もキレイだし、
何より繊細かつ流麗な音楽がすごくよかったので、
なかなかいい感じでした。

…映画が始まって50分くらいは。

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2分で熱くなれるアイツが帰ってきた! その名も『Eclipse: Best of TRAILERHEAD』!

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ヴィレッジ・ヴァンガードを中心にして売れに売れたという、
予告編音楽のコンピレーション・アルバム・シリーズ。

去年はTWO STEPS FROM HELLの日本独自企画盤「レガシー」が発売になりましたが、
今年はTRAILERHEADのベスト盤が新登場でございます。
CDアルバムの一般発売は3/2からみたいですが、
moraやレコチョクではもう配信が始まってるのかな?

http://mora.jp/package/43000070/RBCP-2973/
http://recochoku.jp/album/A1003811852/

ワタクシ今回もアルバムにライナーノーツを書かせて頂きましたので、
ひと足早くランブリング・レコーズさんから完成品を頂くことが出来ました。
独特なジャケットアート(ちょっと恐い感じのアレ)は今回も健在です。

 

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