プレミアムバンダイでオーダーしていたHGUC ジムIIセミストライカー。
先日の三連休に組み立ててみました。
月: 2015年11月
ジョニー・マーのライブ盤「Adrenalin Baby」を聴いてます。
ジョニー・マーのライブ盤「Adrenalin Baby Johnny Marr Live」を買いました。
過去3年のソロツアーの音源をアルバムに収めたとのことで、
ブックレットにはマンチェスター・アポロ、グラスゴー・アカデミー、
ブリクストン・アカデミーの3つの会場名が記載されています。
ご存じの通りジョニマは今夏に来日公演を行ったわけですが、
このアルバムを聴いているだけであの時の記憶(熱狂)が蘇りますね。。
フルート!ギター!ツィンバロム!マーキソフォン!『コードネーム U.N.C.L.E.』のスウィンギンな音楽は必聴です!の巻
「ガイ・リッチーの映画は音楽がカッコイイ」とよく評されますが、
この場合の”音楽”というのは基本的に”歌モノ/ポップミュージック”を意味していて、
『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(98)とか、
『スナッチ』(00)みたいなコンピ盤のサントラが「カッコイイ」という認識で、
オリジナル・スコアについてはほとんど話題になりませんでした。
(実際、映画本編でのスコアの割合も少なかった)
が、しかし。
いわゆる「落ち目の頃のガイ・リッチー」作品、
例えば『スウェプト・アウェイ』(02)ではミシェル・コロンビエがスコア作曲を担当し、
(マドンナ繋がりでの起用だと思いますが)
『リボルバー』(05)では後に『96時間』シリーズ(08~14)でブレイクするナサニエル・メカリーが音楽を担当するなど、
(これもプロデューサーのリュック・ベッソンの人選だと思いますが)
低迷期の作品を経てオリジナル・スコアにも重点を置くスタイルになっていきました。
その結果どうなったかというと、
キャリア復帰作の『ロックンローラ』(08)は『ロック、ストック』や『スナッチ』路線の歌モノコンピがメインのサントラだったけど、
その後の作品は「ガイ・リッチーの映画は歌モノもスコアもカッコイイ(or面白い)」というスタイルになったのでした。
ハンス・ジマーが遊び心あふれる軽妙洒脱フルオケ音楽を披露した、
『シャーロック・ホームズ』シリーズ(09,11)はその代表的な例と言えるでしょう。
…とまぁ前置きが長くなりましたが、
今回の『コードネーム U.N.C.L.E』(15)の音楽も実に素晴らしい。
スウィンギンでグルーヴィー、スタイリッシュでユーモラス、
ポップ・ミュージック感覚で聴けるオリジナル・スコアに仕上がっているのでありました。
映画『Re:LIFE リライフ』に楽曲提供しているアーティストをざっくりご紹介しますの巻
前回の続きで、
ヒュー・グラント主演最新作『Re:LIFE リライフ』(14)のサントラ盤の話です。
関連記事:ジャズのちブルース、時々ファンク。映画『Re:LIFE リライフ』のサントラはポップ&メロディアスで最高です!の巻
本作のオリジナル・スコアはクライド・ローレンスが作曲を手掛けているのですが、
Additional Music名義でコーディー・フィッツジェラルドが何曲かスコアを合作しています。
そして彼らの曲の他にも、
マデリン・ペルーとヴィンス・ガラルディの既製曲も1曲ずつ収録されているので、
今回はそのあたりの紹介をさせて頂きたいと思います。
ジャズのちブルース、時々ファンク。映画『Re:LIFE リライフ』のサントラはポップ&メロディアスで最高です!の巻
『ラブソングができるまで』(07)で落ち目のポップスターを演じたヒュー・グラントが、
今度は落ち目の脚本家を演じる『Re:LIFE リライフ』(14:原題『The Rewrite』)。
この設定だけでもかなり笑えるのですが、
映画本編もセリフがウィットに富んでいてすごく面白かった。
監督・脚本は『ラブソングができるまで』のマーク・ローレンスなのですが、
この方はかつてマイケル・J・フォックスのTVドラマ『ファミリー・タイズ』の脚本家でした。
なので今回もセリフのやり取りがほぼ『ファミリー・タイズ』のまんまのノリ。
これで面白くないわけがない。
ジョークも下品じゃないし、笑えてホロッとさせられたりもする、
「ロマコメの教科書」とでも言うべき堅実な作りになってます。
さてヒュー・グラントといえば「ロマコメの帝王」的な地位を確立させていますが、
「ヒュー・グラント主演作はサントラも良作が多い」という法則も見逃してはいけません。
定番の『ラブ・アクチュアリー』(03)や美声を披露した『ラブソングが出来るまで』、
エルヴィス・コステロの主題歌がヒットした『ノッティング・ヒルの恋人』(99)などいろいろありますね。
これらはいわゆる「ボーカル・コンピレーション」系のサントラでしたが、
彼の主演作はスコア盤にも傑作が多いのであります。
ジョン・パウエルがジャズ・スコアを書いた『トゥー・ウィークス・ノーティス』(02)とか、
バッドリー・ドローン・ボーイが音楽を手掛けた『アバウト・ア・ボーイ』(02)とか(これは歌モノも収録されてたけど)。
そして今回の『Re:LIFE リライフ』も、
「ヒュー・グラント傑作サントラの法則」に当てはまる良質なアルバムに仕上がっているのです!