今夏に食べたカレー総まとめ(その2)

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前回のつづきでカレーネタです。
もっと早く書くつもりだったのですが、写真の発掘・整理に手間取りました。

仙台の異色カレーといえば、S-Style&カレーブックに掲載以来、
一気にブレイクしたらしい坐カフェの「大根とツナのスパイシーカレー」。
お店のマスター(通称”座長さん”)曰く、
「最近カレーの注文が増えまくって準備が大変なんですよねぇー」との事。

昔『ハイスクール!奇面組』のマンガで、
コマの枠外に「カレーに大根入れるな!」というツッコミが書かれてた回がありましたが、
(確かキャンプでカレー作ってるシーンだったと思う)
こちらの名物カレーは大根が標準装備。

といっても、ふろふき大根をトッピング的にドカンとカレーに乗せるのではなく、
キューブ状にカットして、3時間近く炒めて炒めて炒めて炒めて
程よく水気を飛ばしたシャキシャキの大根が入ってます。これが実に美味。

サラッとしたカレーは座長さんの好みでショウガをふんだんに使ってます。
確か鷹の爪も多めに入れてたはず。結構辛口です。
「フルーティーな辛さ」という表現がしっくり来そうな味。

サフランライスがもうちょっと多めだと(空腹時は)嬉しいのですが、
まぁナンがついてくるのでそれでオッケーですね。

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今夏に食べたカレー総まとめ(その1)

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最近お手軽に書けるブログのネタに困っていて、どうしたもんかなーと思っていたら、知り合いから「グルメネタでも書いてみたらどうですか?」と提案されました。

僕、美食家でもフードライターでもないしなー、映画や音楽と全然関係ない事をここのブログで書いていいのかなー、そもそも誰が読むのかなーとも思ったのですが、まぁ食べログとも違った切り口から書きたいネタもあるし、食ネタなら気楽に書けそうだし、どうせガンダムネタとか好き勝手書いてるブログなんだから別にいいかと考え直しました。

というわけで、今年の夏に食べたカレーについて書いてみたいと思います。

何でカレーかというと、S-styleを読んだらカレー特集のページがあったから。あと、abcdefg*recordのオニマガさんのブログを読んでたら無性にカレーが食べたくなったから。言うなれば「Marigold Music選:仙台市内のカレーのうまい店」って感じでしょうか。雑誌によく載ってるお店だけじゃなくて、紹介されてないお店もバンバン掲載しちゃいます。美味しければ。

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CORIOLANUS -英雄の証明-

coriolanus

シェイクスピア悲劇『コリオレイナス』の舞台を現代の政情不安な小国(たぶん東欧のイメージ)に置き換えた、レイフ・ファインズ製作・監督・主演作…なんですが、それにしてもまぁ何でこんな邦題になったんだろう。

サミュエル・L・ジャクソンとトミー・リー・ジョーンズが共演した『英雄の条件』(00)という映画がありましたが、あれの二番煎じみたいな邦題になってしまいました。映画本編を観た感じでは「無愛想で愚直な”英雄”(=ファインズ)が、腹に一物抱えた政治家の策略で国を追われ、やがて敵国に寝返って祖国への復讐を企む」というストーリーなので、”英雄の証明”とはちょっとテーマが違うんじゃないかという気がする。まぁ『英雄の条件』ってのもピントのズレた邦題だなーと思いましたが。

というわけで、ここでは『コリオレイナス』と表記させて頂きます。

シェイクスピア劇で上映時間が123分と聞いた時は、もっと冗長な内容なんじゃないかという印象でしたが、予想に反して一気に観られました。脚色がうまいのかな。まさかシェイクスピア劇でコンバット・シューティングが見られるとは思いませんでした。撮影監督が『ハート・ロッカー』(08)のバリー・アクロイドという事もあって、市街戦もなかなかの迫力。ファインズの演出力もさることながら、スタッフの人選もなかなかの目利きです。

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レーベル配信楽曲の人気タイトルトップ3

先日、レーベル音源の配信をお願いしている会社さんからここ3ヶ月分の売上報告書が届いたので、何となーく目を通して何となーく分析。

せっかくなので、過去数年分の売上報告書も再度見直して、どの曲が人気なのかトップ3を集計してみる事にしました。

各アーティストの統計結果は以下の通り。

■Charlie DeChant
1位:Afternoon
2位:Blue Song
3位:Sun Shower

■FOZZY
1位:Paraskavedekatriaphobia (Friday the 13th)
2位:Martyr No More
3位:Under Blackened Skies

■Eliot Lewis
1位:She’s Gone
2位:Jetstream
3位:Truth

※『ケルティック・ロマンス』はまだ集計データが足りない感じなので割愛。

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ジェフ・ダナ名作選 / バイオハザードII アポカリプス(2004)

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『ケルティック・ロマンス』のアーティスト、マイケル・ダナ&ジェフ・ダナのフィルモグラフィーを振り返る不定期連載企画。

今回はジェフの作品から、ポール・W・S・アンダーソン監督&ミラ・ジョヴォヴィッチ主演『バイオハザード』シリーズの2作目、『バイオハザードII アポカリプス』(04)をご紹介します。

有名ゲームソフトの映画化、と言っても映画版のバイオハザードは独自のストーリーを展開しているため、忠実な映画化とは言い難いものがあります。が、しかし。この『バイオII』はシリーズ中最も再現度が高い要素があります。それは登場キャラクター。さらに言うならジル・バレンタイン。

何と言っても、シエンナ・ギロリー扮するジル・バレンタインのコスプレが最高なのですよ。ゲーム版『バイオIII』のコスチュームを完璧に着こなしてます。よくこれだけイメージがぴったりの女優さんを探してきたもんだ。映画版『バイオII』の真のヒロインはジルといっても過言ではないでしょう。この映画はシエンナジルの事だけで語り尽くせます(ヒドい言い方)。

しかし肝心の映画本編…というか、格闘アクションの見せ方がイマイチなのが残念。監督のアレクサンダー・ウィットは『ハンニバル』(01)とか『ボーン・アイデンティティー』(02)の第二班撮影監督をやっていた人(この映画の後、『ワールド・オブ・ライズ』(08)の撮影監督に抜擢されます)なので、長編映画監督としての手腕はまだまだだったのでしょう。その点、続編の『バイオハザードIII』(07)はベテランB級アクション監督のラッセル・マルケイだったから、映像にも一種のケレン味というかメリハリがあったような気がします。

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