『テルマ&ルイーズ』のスコア盤(追悼 ピート・ヘイコック)

thelma and louise

クライマックス・ブルース・バンドのギタリスト…というより、
個人的には映画『テルマ&ルイーズ』(91)での演奏が印象深いギタリスト、
ピート・ヘイコック(Pete Haycock)の訃報を先日某サイトで知りました。

享年62歳。
まだまだ第一線で活躍出来る年齢なのに、残念でなりません。

『テルマ&ルイーズ』はリドリー・スコット監督作品の中でもかなり好きな部類に入るのですが、
映画公開当時にリリースされたサントラ盤には、
ハンス・ジマーのスコアが1曲しか収録されておらず、
(マリアンヌ・フェイスフルやグレン・フライ、チャーリー・セクストンらの劇中使用曲をメインに収録)
テーマ曲”Thunderbird”以外のジマー/ヘイコックのスコアが聴けないのが悲しいところでした。

しかし映画公開から20年目の2011年に、
Kritzerlandというレーベルから1,200枚限定でスコア盤がリリースされました。
もう喜んで購入しましたね。。
てっきりオンラインで買ったかと思ったら、
ブックレットにタワーレコード新宿店のレシートが挟まってました。
どうやら東京出張中にタワレコ新宿店の店頭で買ったらしい。
いま思えば、このプレス枚数でよく店頭に在庫があったものです。

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HGUC アイザック(青の部隊カラー)

ewac zack01

ここ一年ほどずっと開封せずに「積み」状態だったHGUCアイザック。
素組みにスミ入れ+部分塗装でサクッと作ってしまいました。

当初は全塗装の練習も兼ねて、
コイツをグレーに塗って袖付き仕様風にしてやろうと思ったのですが、
(『機動戦士ガンダムZZ』でもエンドラIIにグレーのアイザックが配備されてたけど)
どんどん塗装を先送っている間に、
プレミアムバンダイ限定で袖付き仕様のギラ・ドーガ+アイザック+ガザCのパラオ防衛隊セットが出る事になってしまいました。
「それならそっちを買うからいいや」という事になり、
成形色の「青の部隊」カラーで作ってしまう事になった次第です。

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ルー・リードの音楽を教えてくれたのは映画のサントラだった

trainspotting

先日デザイナーのDaiさんのオフィスでデヴィッド・リンチ短編集上映会を開いた時、
(上映会と言っても、お菓子食べてワイン&お茶飲みながらダラダラDVD観るだけ)
リンチの『ロスト・ハイウェイ』(96)繋がりでルー・リード死去の話題になり、
亡きルー・リードを偲んで急遽ライブ動画鑑賞会へとなだれ込みました。

Daiさんはヴェルヴェット・アンダーグラウンド(以下VU)に並々ならぬ思い入れがある方なのですが、
かくいう自分はというとVUのアルバムもリードのソロ作もほとんど持っておらず、
それでもルー・リードの曲は結構好きという、
熱狂的なリード愛好家からすれば「邪道」なリスナーだったりします。

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『エリート・スクワッド』のあの曲はコレです。

elite squad

「何だか映画通の間で評判いいみたいだから」という理由で、
ジョゼ・パジーリャ監督作『エリート・スクワッド』(07)と、
続編『エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE』(10)をイッキ観した今年の夏。
見事にこのハイテンションかつカオスな世界観にハマってしまいました。

BOPE版『グッドフェローズ』(90) meets 『フルメタル・ジャケット』(87)みたいな1作目も面白いし、
1作目のノリから一転、リオ警察・政界の汚職に肉薄したポリティカル・スリラーな続編も興味深い。
同じキャストとクリエイターが作った正統な続編でありながら、
違うテイストのブラジル特殊部隊モノが楽しめるので、非常にお得感がありますね。
BOPEを率いるナシメント隊長の生き様がなかなかアツい。
「悪党と汚職デカは許さねぇ」というブレない正義感にシビれます。
このシリーズを観る際はなるべく間を置かず、
2作イッキに観てしまう方がテンションが上がっていいと思います。

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